熊というと、大きくて怖い生き物だというイメージがあると思います。
熊に襲われてけがをしたという人の数は少なくはないでしょう。
しかし、熊と私たちが飼っているようなペットとの間に差があるわけではありません。
大きさこそ違えど、同じ哺乳類ではあるので、熊が人間になつくことが決してないとは言えないのではないでしょうか。
実際に、熊が人間になついたという例がいくつかありました。
本当に熊が人間になついた例
実際に熊も、子供のころから育てていれば、人間になつくことはあるようです。
アメリカや日本で、本当にペットのようにして熊を飼うことが出来ているといケースは見られるようです。
もちろん、メジャーなケースではありませんが、熊が人間になつかないというわけではないようです。
そのような場合には、熊が私たちも知っているペットのように、人間とじゃれることもあるということは明らかにされています。
熊が人間を襲うというようなときでも、本来の気質が狂暴だからだというケースは少ないようなので、このような人間になつくということも起こりうることなのでしょう。
ただし、そのサイズがあまりにも大きく、力が人間とは比べ物にならないものなので、じゃれつかれるだけで大けがをしてしまうことも少なくはないようです。
犬や猫の場合でも、噛まれたから傷口を何針かぬった、という話を聞いたことはあるのではないでしょうか。
どんな動物でも、なついたからといって、安全かどうかといわれると、難しいところではあるのかもしれません。
なついてもらう必要があるのか?
本来、熊をはじめとした動物が人間になつく必要はありません。
もちろん住み分けは必要なのでしょうが、野生の世界で生きていくことが動物の福祉としては正しい選択だといえます。
なので、不必要に動物になつかれようとするのは誤りなのでしょう。
保護をした時でも、なついてしまう前に野生に返すことが、もしかすると必要なのかもしれません。
まとめ
人間と動物の間の関係性というのは難しいものです。
なつく、なつかない以前に、その関係性については、深く考える必要があるのでしょう。