山道を歩こうとしているときに、熊と遭遇してしまうかもしれないと不安になる人は少なくはないでしょう。
そういう時に、熊から身を守るために何らかの対策を取ろうと考える人も、多くいると思います。
そういう時に、どのような方法をとれば熊に襲われることなく安心して山道を歩くことが出来るのでしょうか。
熊が嫌いなものとは?
熊対策に重要なのは、実は熊が嫌いなものを用意するというものではありません。
あまり知られていないことかもしれませんが、基本的に熊は臆病な動物です。
なので、熊は人間を怖がるので積極的に襲ってくるようなことは、ほとんどありません。
ただし、子供を連れているときなどは非常に気が高ぶっているので注意が必要です。
また、熊が襲うときは、熊が驚いたときだといわれています。
なので、熊が近づいてこないように、人間がいるのだということを熊に察知させることが、一番の襲われないための方法です。
そのためには、カバンにベルや鈴などをつけることが効果的です。
歩くだけで音が鳴るので、熊に忠告することが出来ます。
熊は基本的に聴覚や嗅覚が鋭い動物です。
なので、たばこなどの臭いをさせているだけでも熊に人の気配を伝えることが出来ます。
一番危ないのは、静かに何もしないままで歩いていることなので、音をたてたり、臭いをさせたりすることで、気配を察知させることが大切でしょう。
もし遭遇してしまったら!?
上記の対策を取ったうえでも、遭遇してしまうことはまれにあります。
そのような時には、熊を驚かせないようにすることが何よりも大切です。
目を逸らすと襲われる危険性が高くなるので、背中を見せて逃げるのが一番危険です。
なるべく背中を見せずにゆっくりと動くようにしましょう。
逃げる際には、山を登る方向には逃げないようにしましょう。
熊は前足が短いので、あまり山を下りるのが得意ではないと言われています。
なので、逃げやすくなります。
まとめ
熊との遭遇はとても怖いことだとは思います。
ですが、万全の対策をすればその可能性はかなり下がります。
自分の気配をしっかりと伝えながら、山道を歩くことが大切になるのでしょう。
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