鮭を食べる熊は、北海道に生息しているヒグマです。

ヒグマは本州に生息しているツキノワグマよりもひとまわり大きく育ちます。

山の木ノ実では到底足りないのです。

もしも豊作だったら、食べないかも知れないと、最近の研究で判明したようです。

熊 鮭 食べる 食べ方

熊が鮭を食べる時は?鮭を捕獲する様子と食べ方とは?

熊は冬眠するので、冬眠前には十分な栄養補給しなければなりません。

産卵のために遡上してくる鮭は格好の栄養源になるのです。

熊は栄養価の違いイクラを食べます。

皮にも栄養があるため好みますが、私たちが食べる身の部分は捨ててしまうのです。

捨てられた身は他の野生動物の餌になります。

最近の研究では知床の熊が、鮭から摂る栄養源は僅か5%だと判明しています。

鮭が川に上ることが減少しているからだと言われています。

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熊牧場の熊の主食はドングリなどの木ノ実ですが、オヤツとして鮭を上げることもあるようです。

食べものに不自由していない保護下の熊でも、鮭は好物なのです。

しかし、雌熊や子連れの熊は、雄熊に襲われる危険を犯してまで川に入りません。

熊が鮭を食べるときには、遡上してきた鮭を浅瀬で迎え撃ち、手づかみで内臓から食べます。

はじめのうちは頭から丸々食べてしまいますが、あとは卵だけ食べて捨ててしまったりします。

元々は草食系の雑食の熊ですが、熊が頭がよく、順応性に優れていることもわかっています。

まとめ

熊が鮭を捕まえている様子をドキュメンタリー番組で見ますが、至近距離で撮影しているように、迫力がある画像ですね。

しかし、ヒグマは雑食ですが、大変獰猛な動物で、小動物の肉も食べてしまいます。

子供を持つ雌は、出来るだけ雄と遭遇しないように注意を払います。

雄は子熊を襲う習性がありますから、子熊と雌熊が川に入り鮭を捕る様子を捉えたドキュメンタリーには驚きました。

よほど食糧が少なかったのでしょう。

子連れの雌はあまり鮭をとりに入らないのです。

まして、子熊をつれた雌は凶暴です。

撮影も命がけで行われたに違い有りません。

見かけたら静かに離れて下さい。

近くに雄がいる可能性も高いです。

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