熊は大きな動物なので、どうしても肉食が主体になっているようなイメージがあるのではないでしょうか。
しかし、実は熊は、熊の多くはディズニーのアニメ映画で有名なあのキャラクターとまではいかないものの、木の実などを食べることが多い動物なのです。
野菜なども食べる、どちらかといえば草食に近い食性をもった動物なのです。
熊が食べているものは?
熊は基本的に木の実や新芽、木の皮などをはいで食べることが多い動物です。
実際にはちみつなどを食べるために、蜂の巣を取ることもあります。
しかし、種類によっては、肉食性の強い熊もいます。
例えば、北海道に生息しているヒグマなどは鮭やマスを川でとって食べることはよくあります。
北海道の木彫りを見たことがある人は少なくはないでしょう。
時には、鹿などの動物を襲って食べることもあります。
そのようなことをする熊は、狂暴な性質をもともと持っている種類に限ることなので、基本的には植物を食べることが多いのだと考えて間違いはないでしょう。
冬眠後にはどうしているの?
熊は冬眠とはいっても、浅い眠りなので、周囲の音や振動などで起きてしまうことがあるため、冬ごもり、といわれることもあります。
熊は冬眠後には、特に木の実などの食材が豊富になっているので、それを取って食べることが多いです。
ただし、その中で人家のある方に降りて行って、畑を荒らしたりすることもあります。
また、その時期には空腹から、狂暴さを増している場合もあるので、人間を襲うこともまれにあります。
冬眠前、冬眠後にはそのようなことがよくみられるので、遭遇してしまわないように注意をする必要があるでしょう。
まとめ
熊はもともとあまり狂暴な動物ではないことはわかりました。
ただし、種類、時期によってはその狂暴さにも差があることも確かなので、やはり注意をする必要はあるのでしょう。
木の実を食べるから襲ってこないと慢心するのではなく、遭遇してしまわないように注意する必要はあるのでしょう。