熊は冬眠をします。
誰でも知っていることなのですが、案外知らないことも多いです。
調べてみて初めて分かったこともありました。
ここではそんな知識とともに、冬眠中の熊や、目覚めた熊に注意したいことを書いてみましょう。
熊が冬眠から目覚めるころの注意は?
熊が冬眠から覚め、活動を開始する頃に注意しなければいけません。
このころの熊は体力が衰えていると思われますが、熊の生態が研究され分かってきていることによると冬眠中であっても、筋力の衰えはあまりないようです。
他の冬眠しない動物ならば、長い間眠ったり動かなかったりすれば、筋力は衰えてくるものです。
熊は特別な身体機能を持っていて、タンパク質も冬眠中であっても少なくなることはなく、水分など蓄えた脂肪から合成されるようです。
活動をしていないので、弱っていることは確かなようですが、甘くみていると反撃にあい大変な事故になります。
それに熊の冬眠は、うつらうつらしている状態なのでさっき起きたばかりという状態ではない時もあるかもしれません。
特にメスの熊は冬眠中に出産をしていますので、子供を守るために神経質になっています。
熊が目覚める時期は?
熊は12月から5月にかけて冬眠をします。
これは北海道での基準で、最長の期間ですから本州など温かい地域ではもう少し短い冬眠期間で、また食料のドングリの実り具合によっても違ってくると思われます。
何ヶ月もの間、捕食しないで過ごすわけですから、十分に食べないといけませんが、ドングリが少なければ、冬眠に入る時期は早まるようです。
体力を使ってドングリを食べるより、冬眠に入って体力を使わない方がよいのでしょうか。
なるべく体力を使わないように、穴の中でゴロゴロしているのです。
体温も平常と比べてあまり差がないということです。
まとめ
調べる前から、人喰い熊のことなどが気になっていました。
人喰い熊と言われるのは餌のない冬場に人を襲って人の味を覚えてしまった熊のことを言うそうです。
物語なのか本当の話なのか、よく分からないまま、冬眠について調べ始めました。
冬眠しない熊もいることなどがわかりました。
そうすると冬山は熊が寝ているから大丈夫、とはいかないですね。
熊と遭遇した場合の熊に対する行為のすべては、「自己責任」でお願いします。