狩猟を行う目的は、趣味としての楽しみ・自然資源の持続的な利用・農林水産業被害の予防・日本の在来種の保護など様々です。
ですが、狩猟は一歩間違えば事故などが起こる危険な行為でもあります。
狩猟に対してマイナスイメージを持っている人も多数います。
ハンターは、マイナスイメージをもっている人が多数いる事を自覚して、法令に基づくルールやマナーを守って安全に狩猟を行う必要があります。
狩猟のルールやマナーなどについてまとめてみたいと思います。
狩猟出来る時間やマナーやルールは?熊の解体方法や熊料理について
狩猟出来る時間やどのようなマナーやルールを守らないといけないのでしょう。
熊の解体方法や調理についてどのようなことがあるのでしょう。
狩猟時間やマナーやルールは?
- 命に礼を尽くす
狩猟の目的は様々であっても自分の手で獲物の命を奪う行為は共通なので、獲物に対して最大の礼を尽くしましょう。
- 狩猟や捕獲可能数を守る
狩猟できる野鳥獣及び捕獲可能数は、法律で定められ都道府県よって異なりますので、狩猟可能鳥獣及び捕獲可能数を守りましょう。
- 猟具は規定された物を使う
狩猟に使用する猟具は規定があるので、規定された物を使用しましょう。
- 狩猟可能場所のみで狩猟をする
都道府県ごとに狩猟可能場所や禁止場所が定められていますので、禁止場所では狩猟を行わないようにしましょう。
- 狩猟可能期間を守る
都道府県ごとに猟期が定められていて、猟期内であっても猟銃の場合は、日没後から日の出までの時間帯は狩猟が禁止されています。
などのマナーやルールを守って安全に狩猟を行いましょう。
なお、ハンターとして狩猟するには、狩猟免許取得や猟銃所持許可や狩猟者登録などが必要で道具や経費もかかります。
熊の解体方法
熊の解体方法は、
- 皮を剥ぐ(熊を仰向けにして股間部から首へ向かい体の中心沿いにナイフを入れて皮を剥ぎます。同じように手足の皮を剥ぎます。手足は、手首と足首の関節の所で外します。)
- 腹部と胸部を開く(胃や腸を傷付けないように腹部を開きます。胸部は助骨の根元を鉈やノコギリを使い開きます。)
- 内臓を取り出す(首から食道を取り出して外に引き出します。横隔膜は骨に沿って切り取り残りの内臓を引き出します。肛門部は肛門のまわりをくり抜くか鉈で骨を割って取り出します。)
- 熊の胆のうを出す(熊の胆のうは肝臓の脇にあり、ナイフで慎重に剥がし胆汁が漏れないように胆管を紐できつく縛って切り取ります。)
が熊の解体方法の一例です。
熊調理について
熊のような獣肉には臭みがあります。
そのため地方によって、臭い消しのために醤油ではなくて味噌で味付けします。
また、臭い消し効果のあるネギや唐辛子などの香辛料を使用し、鍋の蓋をせずに匂いが残らないように工夫をしています。
熊肉は熱を通すとギュッと縮まりとても硬くなります。
そのため、肉が柔らかくなる調理法や調味料を取り入れることがポイントです。
まとめ
狩猟のマナーやルールについて・熊の解体方法・熊の料理についてまとめてみました。
命に礼を尽くしマナーやルールを守る事は本当に大切なことは事と思いました。