巨大なクマの食事量はどの位のものなのでしょうか。
何を食しているのでしょうか。
調べていきたいと思います。
ホッキョクグマ
北アメリカ北部やユーラシア大陸北部に分布しているホッキョクグマは全身が白いのでシロクマとも呼ばれています。
他の熊よりも体が長く、肩幅も狭くて首が長く熊の中で最も大きいのです。
食事量
ホッキョクグマは、粗食、絶食に耐えられます。
50kg当たりのアザラシだと1年間で2頭あれば最低生きていけます。
一日に11kgの餌を食べると体重が維持できます。
北海道の旭日山動物園では一日に11.5kgの餌を与えています。
飼育では、栄養バランスを考慮して、野菜や果物などの植物性の餌も与えます。
サツマイモ、鮭、馬肉、オオナゴなどが与えられます。
一日に2㎏の脂肪がエネルギー源として必要です。
野生では餌を得られない時もあるので、1年後に100kg前後に痩せえていることもあるようです。
ヒグマ
現在生存する動物の中で世界最大の生肉食獣とされています。
食事
ヒグマの食事の4分の3は植物性のものです。
ヒグマは何でも食べる雑食性です。
果物から木の実、草花、球根、魚、昆虫、ハチミツ、ネズミやジリスなどの小型の哺乳類、野生のヒツジやヤギ、ヘラジカや大型のシカ、蛾の幼虫も重要なたんぱく質源となります。
冬眠
夏の終わりから秋の初めに熊たちは冬眠の準備を始めます。
食べ物を沢山食べて体に脂肪を蓄えます。
1週間に14kgも体重が増えます。
十分に栄養を身に着けた熊は10月から12月頃になると洞穴や自分で穴を掘ったりして、自分で枯葉などを集めてベットを作ります。
まとめ
北極熊は、冬眠をしません。
餌を食べられない場合でも、粗食絶食に強い様です。
その他の熊は、冬眠の前に体に栄養を蓄えます。
熊は雑食性で、何でも食べる動物です。
主に植物が多い様です。
獰猛な動物のイメージがありますが、人を襲うのは稀の様です。
驚いたり、自分の子供を守るために人に襲い掛かる事があるようです。