皆様、お肉はお好きでしょうか?
力仕事、汗かき仕事の後には焼き肉、ステーキなど肉料理がおいしい!という人も多いことでしょう。
肉は筋肉や臓器を作るタンパク質、アミノ酸が豊富に含まれているので、健康維持、筋力維持にとても大事な食べ物と言われています。
また、肉にはカルニチンという脂肪燃焼を促す栄養素も含まれており、減量にも有効な食べ物とされています。
また、肉にはアミノ酸の他に、パントテン酸、セロトニン、トリプトファン、アナンダミド、ペプチドの栄養素が含まれており、これが抗ストレスに有効に働く期待ができます。
さて、肉というと、牛、豚、鶏を食べることがほとんどかと思いますが…実は熊の肉、これも食べることができるのです。
熊というと、山に出て人を襲うこわい動物というイメージが先行し、食べるというイメージが湧かない人が多いかと思います。
しかし…食べるしてにしても美味しいのでしょうか?
熊の肉の味は?
熊全般に、肉は少量でもうまみが強く、また、脂身は低い温度で溶け、甘みおよびうまみが強く、汁物や野菜に良く味が染み出ます。
また、ツキノワクマですが、冬眠前、冬眠直後が特に美味しいです。
この時期のツキノワクマは、冬眠前の栄養源貯蓄のためにどんぐりを大量に食べています。
そのため、ツキノワクマの肉にもそれが反映されていて、癖のないさらさらした脂肪の肉質になります。
あっさりとした味といったところでしょうか。
熊の肉の臭いは?
獣というイメージから、いやな臭いをしそうな感じがする方が多いと思います。
しかし、熊に限らず、牛、豚をはじめ、鹿、羊、ヤギなどの獣の肉は元来臭い物です。
血抜きなどの処理をした新鮮な「精肉部分」であれば、大抵の方なら臭いを気にせずに食べられると思います。
しかし、処理の方法が少しでも不十分だったり、鮮度が落ちている場合、また精肉部分でない部位はかなり臭いが出てきます。
これを消すためにされている味付けの工夫として、醤油ではなく味噌で味付けをしている地域があります。
まとめ
もし、熊の肉を入手する機会がありましたら、その独特の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
これまでに味わったことのない別の世界が見えてくるかも知れません。