登山へ行く時に熊避け対策として、ラジオや鈴や爆竹を持って行く事でしょう。
ラジオや鈴や爆竹の利点や注意点などについてまとめてみました。
熊除け対策の音楽や鈴や爆竹について
熊除け対策の音楽(ラジオ)や鈴や爆竹の利点や注意点はなんでしょう。
音楽(ラジオ)について
鈴の代わりにラジオを鳴らしておく方法があります。
熊は音がきこえると、人がいることを分かってくれるので近づいて来にくくなります。
注意点としては、ラジオの音声が他の登山者にとって迷惑になります。
常時音がしているので、物音による異常の兆候を聞き逃してしまう可能性もあります。
山の中は電波状況が良くない場合もあるので、あまり向かないかもしれません。
鈴について
熊は警戒心が強いので、大声出したり鈴をザックなどに下げておくと熊避けの効果があるとされています。
鈴を鳴らしながら歩くことで、人間の存在を熊に知らせることが出来ます。
しかし、鈴を付けているから安心ということではありません。
風向きなどで熊に音が聞こえていない場合もあるので注意が必要です。
注意点としては、明らかに熊と遭遇する可能性ない山の中で、不必要に熊避けの鈴を鳴らしながら登山するのは、他の登山者の迷惑にもなるのでやめましょう。
熊の生息地域や道に迷った時に鈴を鳴らすようにしましょう。
爆竹について
爆竹には、熊に人間がこれから山の中に入って行きますと知らせる役割があります。
利点としては、熊避けスプレーよりも価格が安く済みます。
注意点としては、山に入る前に使用して山の中に入ってからは使用しない事です。
山の中で爆竹を使用すると、熊を驚かせてしまい近づいて襲ってくる可能性があります。
火を使用するので、扱いは十分気を付ける必要があり、爆発した後も燃えカスがわずかに残るのでその処理もする必要があります。
ライター等の火が無いと使用することが出来ません。
連発使用なので、火災やケガや火傷に注意が必要です。
周囲に人がいた場合は周囲の人も驚かせる事になります。
周囲の安全確認する必要もあります。
周囲にハチの巣が無い事を確認します。
雨が降ると使えません。
熊と突然接近遭遇した時には、使用することが難しいです(爆竹を出して火をつける余裕は無いと思います。)
火薬類なので、携帯の時や保管方法に注意する必要があります。
爆竹を使用する時は火事やケガをおこさないように、取り扱いや使用法に注意して使用するようにしましょう。
人に襲いかかってくる原因は?
熊が人に襲いかかってくる原因にはどんな理由があるのでしょう。
人を襲う原因は大きく分けると3つに大別できます。
- 食べる目的で襲う
- 戯れ苛立ちから襲ってくる(2歳~3歳の若熊が威嚇しながらちょっかいを掛けてきます)
- 人をその場から排除するために襲ってくる(突然人に遭遇して不快感から興奮しての先制攻撃や母熊が子熊を守るための先制攻撃をしてきます)
まとめ
登山する時は、熊避け対策グッズを使用することも自分の身を守るために大切なことですが、他の登山者に迷惑をかけないようにマナーを守ることも大切なことと思いました。
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