熊に限らず、狩猟を行うのは許可が必要です。
猟銃を使わない方法、つまり罠を仕掛ける場合にも許可が必要になります。
また狩猟免許を持っていても、一年中獲っていい訳ではありません。
熊の狩猟方法 !熊の狩猟許可をとる方法とは?
各都道府県で年に複数回申請することが出来ます。
狩猟許可証は四種あります。
散弾銃やライフル銃を使う方法、空気銃、罠、網猟の四種類があります。
熊など大型動物の狩猟は銃による狩猟が主になります。
銃器を使う場合は、銃器を使う免許の他に狩猟免許も必要です。
狩猟免許講習会に申し込み講習を受けます。
受講料は1万円程。
狩猟免許試験を受ける。五千円。
試験は知識試験、技能試験、適正試験の三種があります。
また試験を受けるまえに、受けることが出来るかどうか調べておく必要があります。
例えば、20歳に達した後でしか免許はおりません。
知識試験は法令の知識、猟具に関する知識、鳥獣に関する知識、鳥獣の保護管理に関する知識の試験が行われます。
適正試験は、視力、聴力、運動能力が有ります。
技能試験は、猟具の判別、猟具の取り扱い、鳥獣の判別、距離の目測があります。
狩猟免許は三年更新です。
最近、山間部や離島などで、イノシシなどの野生動物が増えています。
一定数を維持するために行政が猟師に委託して駆除します。
まとめ
近年、狩猟免許を持つ者の高齢化などにより、猟師人口が減少傾向にあります。
そのため、一部免許が取りやすいように改正されています。
一部行政特区においては網、罠免許を分けて、網猟と罠猟それぞれにしました。
これは、イノシシ対策のために行われた改正です。
熊は銃器が必要なので、試験に挑むときに1番問題になるのは銃器の取り扱いです。
銃器を持たない者にはこれは難関!
講習会で教えてくれることをしっかりたたき込めば大丈夫です。
日本では、レジャーとしての狩猟人口は少なく、生活に密着している場合が多いので、学科も事前に勉強しておけばほとんどの人が受かるレベルです。
ただ一つ言えることは、命に関わること、動物の命や、事故などで人の命にも関わる免許です。
本当に必要かどうかはしっかり考えて下さい。