地球では、様々な生命が生息し、共存しています。
草をバッタが食べ、バッタをネズミが食べ、ネズミを蛇が食べ、蛇をワシが食べるといった用に食物連鎖がなりたち、世界は回っています。
その中で今回は熊が絶滅したらどんな影響が出るのか、または熊の絶滅に関する地域などについて詳しく調べていきましょう。
日本狼から学ぶ熊絶滅の危険性
日本狼
現在日本では、日本狼を絶滅させたというのは有名な話です。
ちなみに日本狼を絶滅させた理由としては、日本狼は元々日本の生態系の中でトップクラスの捕食者だったと言われています。
その中で日本狼には様々な宗教観が生まれたりしていました。
しかし、海外からの伝染病などが原因とされて駆除をされていました。
また、人間による土地開発などにより生息域が大幅に減少してしまったのも絶滅の原因とされています。
そこで日本狼が絶滅してしまったことによって起こった影響をみていきましょう。
鹿の大量発生
日本狼が絶滅したことにより、日本狼の捕食対象であった鹿が大量発生してしまいました。
それにより鹿の食べ物である山の広葉樹などはどんどん減っていき、人間による植林などが必要になっているほどなのです。
また、人間が食べるブロッコリーやレタスなども鹿は食べるため、山などに住む農家の方たちを困らせてしまうこともあります。
現在も国による補助金などで鹿の狩猟をしなければ追いつかないほどなのです。
このように日本狼が絶滅してしまった為にもたらす影響は大きく、生態系を崩しかねないほど危険なのです。
熊が絶滅したら起こる影響の予測
もしも熊が絶滅してしまったら、まず鹿が大量に増えたように、熊が食べる小動物などはさらに大量発生します。
また、熊は鹿を食べることもあるため、さらに鹿の大量発生が問題となるでしょう。
こうなった場合、鹿による畑を荒らすなどといった被害は大幅に増加すると予測できます。
しかしながら、熊が人間を襲ってしまう悲しい事件も少なくないため、熊に怯える事がなくなるといったこともあると言えます。
それでも、熊が絶滅した場合に起こる影響力というのは、食物連鎖の観点などからも計り知れないため、すべての生物の共存が大事だと言えます。
まとめ
日本狼の絶滅でもたらされた影響力などを考えると、一種の生物を絶滅させてしまうというのは、生態系を崩しかねないとても怖いことだということがわかりました。
また、熊がいることによるメリット、デメリットなどもありますが、それは全生命体にもあると言えます。
そのため、我々人間は、これからももっと共存していくことの大切さなどを考え、全生命体と上手く付き合っていくことが大切です。