熊は冬眠します。
ではどうやって?
冬眠中の食べ物は?
冬に熊に襲われてる人もいるけど、あれはどうして?
わからないことばかりです。
熊の冬眠についての詳しいことはどうなんだろう、と思ったことはないでしょうか。
不思議だらけの熊の冬眠について調べてみました。
熊の冬眠方法
冬眠する動物は熊の他にもいます。
リスやネズミの仲間などは冬眠します。
冬場に餌が少なくなり、活動することができなくなるからです。
当然、熊も餌とするドングリなどが冬は少なくなります。
ですが、他の動物と違うところがあります。
熊の場合、他の動物のように低体温になったり動きが完全に止まってしまったりはしないのです。
冬眠というより、冬ごもりといった感じでしょうか。
冬眠の場所は?
熊の冬眠の場所ですが、自分で穴を掘る場合もあるそうですが適当な穴があればそれを利用します。
穴を掘る場合は、崩れてしまわないように木の根が張った下に掘るそうです。
穴に蓋はできませんから風が入り込まないように、南向きや東向きの斜面を利用します。
面白いことに、適当な穴がなくまた自分で穴を作れなかった熊が山の窪みに伏せたまま、冬眠していたという報告もあります。
冬眠の時期は?
平均的な冬眠の最長時期は12月から5月頃までです。
地域やその年の気候によっても差が出てきます。
近年は温暖化のために早く冬眠から覚める熊も多いようです。
熊に襲われるという事件や事故が報告されていますが、多いのは熊が冬眠の餌をとる時期の12月と山菜摂りの5月頃という事です。
メスの熊が冬眠中に出産するのはよく知られていますが、どの動物でも子供を守るために神経質になっています。
冬眠から覚めた子連れの熊が一番危ないのと、山菜摂りの時期が重なるのは悲しいですが、十分に気を付けないと大変なことになります。
まとめ
穴から冬眠から覚めた熊の親子が出てくるのを見るとかわいいな、と思います。
けれど、危ないのは確かです。
子熊を見たら、かわいいからなんて思っていないで逃げましょう。
親熊が近くにいます。
熊の出没地に行くときは、冬眠中であっても十分注意しないといけませんね。
熊と遭遇した場合の熊に対する行為のすべては、「自己責任」でお願いします。