熊避けに登山に携帯すると良いと言われていた鈴や爆竹と高音は、なぜ熊に効かなくなってしまったのでしょうか?
効かなくなってしまったことについて調べてみました。
鈴や高音や爆竹はなぜ熊に効かない?
どうして鈴や高音や爆竹は熊には効かなくなってしまったのでしょうか。
鈴はなぜ熊に効かないのか?
近年は熊が車のエンジン音など人工的な音を聞く機会が増えているので、鈴の音に対する警戒感も薄れている可能性があります。
人間を襲ったり食料を奪う目的の熊などには、逆効果になる可能性があると指摘もされています。
昔は熊避けには鈴が効果があり、警察やマスコミも山へ行く時には熊避け鈴を携帯して行きましょうと注意突起していました。
近年では鈴の音に警戒しなかったり、鈴の音に興味を持ち近づいて来る熊もいるために、熊避け鈴を携帯していても熊に襲われる事故が頻発しています。
今では、熊避け鈴は熊対策には効果がないという事が一般的になってしまったようです。
爆竹はなぜ熊に効かないのか?
爆竹や花火の使用は山に入る前には有効であっても、山の中で爆竹や花火を使用するのは、熊を驚かせて突発的な行動を誘発させる原因にもなります。
火や大きな音を立てて撃退するのは効果が無いそうです。
むしろ余計に熊の好奇心を煽るだけとなってしまうようです。
高音はなぜ熊に効かないのか?
高音は指向性が高く反射するので、長く響くが、低音の方が波長が長いので遠くまで届くと言われています。
高音には敏感で低音には鈍感と言われていますが、熊は耳がとても良くて音には敏感です。
視覚に比べて聴覚と嗅覚が非常に発達していて、熊は聴覚と嗅覚に頼って行動しています。
音の鳴る物を持ち歩いたり大声で話したり手を叩いて音を出して人間の存在を熊に気付かせるのは、熊の優れた聴覚を利用したものです。
臭覚と聴覚が上手く機能しない場所や場面では人間の存在に気付きにくい場合もあります。
例えば、風が強かったり川の側で水音によって、人間が出している音がかき消されたりして熊に音が聞こえない場合もあります。
嗅覚では風下に人間がいる場合は気付かれにくいので要注意です。
まとめ
熊避けに効果があるアイテムも熊の変化により変わるんだなと思いました。
登山などで山に行く人は常に最新情報をチェックして、現在はどうゆうアイテムが効果があるのかを把握して、入手する事が自分の身を守る為にも必要だと思いました。
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