熊は飼育出来るのでしょうか。
飼育するには何か許可がいるのでしょうか?
調べていきたいと思います。
特定動物
人の生命、身体、財産に害を加える恐れのある動物を飼うのには、動物の愛護及びに管理に関する法律に基づき、特定動物の飼養又は保管の許可を受ける必要があります。
飼育許可
特定動物の飼育の許可
動物種、使用施設ごとに都道府県知事に対して申請しなければなりません。
罰則
無許可で特定動物を飼養又は保管したり、不正の手段で許可を受けた場合、個人の場合6ヶ月以下の懲役または100万円以下の罰金、法人の場合は5000万円以下の罰金に処せられます。
熊を飼う
熊は特定動物に指定されています。
熊は猛獣ですので可愛いというだけでは飼うことは出来ません。
周囲の危険防止の対策が重視されます。
熊の飼い方
勿論放し飼いで飼うことは出来ません。
家の中でも放し飼いはダメです。
檻に入れて飼うことが義務付けられています。
熊を飼うにはそれなりの覚悟が必要です。
餌台、施設の費用も多額なものになります。
ロシアにて
ロシアでは身近に熊がいる事から熊をペットに飼っている家庭が割合多くいます。
ロシアのユーリ&スヴェトラーナ・パンテレコ夫妻は母親熊をハンターに撃たれ孤児になった生後3ヶ月の子熊を森で発見して家族に迎えました。
23年経ち、体重136kg、身長2.1mと大きく育った今でも甘えん坊で夫妻に可愛がられています。
その動画はとてもほのぼのしく、熊をペットにしたいと思う人が出てくると思います。
ペットの熊に襲われる
長野県で猟師が撃った親熊の近くに、生まれたての子熊がいたので引き取って2頭の熊を育てていたのですが、8年後飼っていた熊に襲われたそうです。
まとめ
熊を小さい頃から家族として一緒に暮らしている家庭もいますが、元々は野生動物、いつ野生にかえるか分かりません。
きちんと許可をとり、環境を整えて飼うようにしましょう。
その前に熊を手に入れる方が難しいとは思いますが。