熊が人間を襲った、というような事件がたまに取り上げられることから、熊が怖い動物である、というイメージを持った人は少なくはないでしょう。

実際に、熊は人間の害獣として駆除されることもあります。

その駆除を猟友会という団体が担うことが多いのですが、どうして警察や自衛隊などの国の組織ではなく、民間の団体である猟友会が熊の駆除を担っているのでしょうか。

そこには、様々な制限などが理由としてありました。

また、駆除の上で必要な知識、技術などにも、その理由がみられます。

熊 狩り 銃 急所

どうして警察などが駆除できないの?

その理由は、狩猟の制限にあります。

本来、狩猟というのは狩猟免許を取った人間でないと行うことが出来ません。

種類に応じた四種類の区分があるのですが、その免許を取った人でないと、狩猟許可をとることが出来ないので、警察や自衛隊の隊員たちが熊を撃つことはできないのです。

猟友会の人たちはそれを持っているため、熊の駆除を直接的に行うことが出来るというわけです。

狩猟の際には銃を使うのですが、それらの技術もかなり専門的な技術を要するので、猟友会の狩猟に慣れた人間が行う方が、スムーズに駆除を進めることが出来るということも、駆除が猟友会に委託されている理由の一つとしてあります。

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熊の急所はどこなのか?

熊の急所は三か所あります。

まず一つ目が眉間です。

頭蓋骨に対して直角に当たることで、脳を打ち抜くことが出来ます。

ただし、それは非常に難しく、入射角によっては弾丸がはじき返されてしまうこともあります。

二つ目が、首元のあたり。

喉元も急所になります。

これも、立ち上がったシチュエーションでしか使えないため、非常に狙うのが難しいポイントです。

三つめが心臓です。

熊に対して左側から、肋骨三枚目の位置が大体その心臓に当たります。

それらの位置以外を誤射してしまうと、逆に熊を興奮させてしまうことになるので、非常に高い技術が必要になるということです。

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まとめ

熊の駆除にも、様々な国の許可、技術、などが絡んでいることが分かります。

一夜にして簡単にできることでは決してないのです。

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