皆さんは「熊の油」というものがあることをご存じでしょうか?

「どこの油?」と思った人もいるかも知れませんね。

読んで字のごとく、あの山にいる熊の肉の脂身からとれた油です。

「熊から油!?」と思った人もいるかもしれませんね。

熊の油なんて、何の役に立つんだろう…と思う方も多いでしょう。

一つ例を挙げてみましょう。

女性の方は、夏になると強い日差しによって、肌が日焼けし痛んでしまうのを気にされると思います。

そんなときに、熊の油が役に立ちます。

具体的には、肌の鎮静効果のある化粧水を日焼けで傷んでいる箇所に塗って、肌を冷やします。

その後、日焼けで傷んでいる箇所に熊の油を塗ります。

熊の油に血行をよくする効果が期待できるため、最初は塗った箇所の火照りがぶり返したかのような感じを受けることがあります。

しかし、しばらくするとおさまってきます。

更には、洗顔後の化粧水の肌への浸透を深くするブースターとしての使い道もあります。

洗顔した後に、熊油を塗って3分待って、化粧水を塗るとよいそうですよ。

他に、アレルギー皮膚炎、ニキビ、乾燥肌、痔、肌荒れ、霜焼けなどのお肌のトラブル対応、虫除け、胃薬的作用と、様々と役に立つと言われています。

熊 油 作り方

熊の油の作り方は?

様々な効き目のある熊の油、どうやって作るのでしょうか。

まずは熊の脂身を入手する必要があります。

一番早いのは、知り合いの猟師に熊が捕れたら、その脂身を分けてもらうことでしょう。

…といっても熊の出没事態は良くあるにしても、そこから熊が捕れるところまで行くことはあまりないので、このステップが一番大変かも知れません。

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熊の脂身から油をとる方法、3つほどあり、

  • フライパン、鍋で火を通し、脂を出す
  • お湯で煮詰めて、脂を浮かせる
  • 上2つの「火を通す」「煮詰める」過程を電子レンジで行う

とあります。

脂が出てきたら、じょうごにコーヒーフィルター、キッチンペーパーを乗せ、こしていきます。

こした物を更に火を通す、煮詰める等行う…。

この繰り返しで「脂」を「油」に変えていきます。

まとめ

熊の油、色々と効能がありますので、油自体を買うもよし、あるいは脂身から自分で取り出すもよし、都合の良い方法でお役に立ててみてはいかがでしょうか。

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