都会に暮らしていると、野生動物が近くにいることさえ忘れてしまいます。
最近は住宅街に出没してニュースになることもしばしばあります。
もし、ある日突然熊に遭遇したら、逃げられるでしょうか。
車や自転車で熊に遭遇したときの対策方法は?
今はオフロードバイクやツーリングなどで、気軽に林道に入って行きます。
当然林道は、山を切り開いて作った道です。
野生動物の生息地にこちらから出かけてゆくわけです。
熊との遭遇は、先に熊に人がいると気がついて、逃げる時間がある場合は襲って来ません。
ただし、冬眠前の秋口には餌を求めて、活発に徘徊しています。
熊に遭遇するのは北海道に限定されるなんて思っていませんか?
むしろ熊に襲われたケースは本州の中部地方が多いです。
気軽に出かけている東京近郊の奥多摩にも生息しています。
車や自転車で走っているときに熊に遭遇したら、スピードを上げて通過します。
また熊や野生動物との接触事故を起こさないように、見通しのきかないカーブではスピードを落とします。
熊も出来れば人との遭遇はしたくないはずです。
お弁当は匂いが漏れないようにきっちり密閉しておいて下さい。
熊は嗅覚が優れています。
もしも、弁当をとられてしまっても、一度熊が手にしたものは熊に権利があります。
熊はそう考えています。
熊に荷物を漁られても、とりあえず置いて逃げます。
うっかり取り返すと、追って来ます。
悲惨な事件が起こっています。
熊に興味を持たれた荷物は熊のものです。
自転車で遭遇したら一目散に逃げて下さい。
Uターンで時間をとられたり焦って転ぶこともあります。
熊との距離が多少あるようなら直進の方が安全です。
しかし、一概にはいいきれませんから、撃退スプレーも、Uターンをしない方法も自己責任でお願いします。
危険な場所には立ち入らないことが第一です。
まとめ
熊撃退スプレーはすぐに取り出せないと意味がありません。
熊だって、できれば怪我なんてしたくないはず。
速やかにその場から立ち去る方が無難です。
霧が出ている日は熊に遭遇する確率が高くなりますから、注意が必要です。
気軽に林道に入るのは危険な行為です。
熊の出没情報など、地元の掲示板などで確認して下さい。