熊がどれくらい出没していて、熊との遭遇で事故に遭う確率はどれくらいなのか?について調べてみました。
熊との遭遇で事故に遭う確率は?ヒグマとツキノワグマの生態や東京にも熊がいるの?
熊との遭遇で事故に遭う確率はどれくらいなのでしょう。
ヒグマやツキノワグマの生態は?
東京にも熊はいるのでしょうか。
熊との遭遇で事故に遭う確率は?
最近30年間の事故件数統計によるとヒグマによるものは、亡くなる事故が年に0.3人で負傷事故が年に2人になっていて、ツキノワグマによるものは、亡くなる事故が年に0.9で負傷事故が年に34人程だといいます。
人口あたりの亡くなる割合で見てみると、交通事故の1/500以下で、スズメバチと比べると1/5以下で低い値になります。
この低い値は熊での事故は稀な事故であると意味しているのですが、登山者には他人事ではない値だと思います。
被害に遭った人の分類を見てみると、東北地方などでは山菜採りや山林業務の人が熊の事故に遭っているのに対して、関東地区はアウトドアレジャーの人が熊の事故に遭っています。
登山者は、熊に遭遇したらどうする?を考えるよりも、熊に遭遇しないようにどうするを第1に考える事と、自然の仕組みを知った上で、周到な準備や対応の技術を習得する事を意識するべきだそうです。
熊は臆病な動物なので、人間と遭遇してしまうのは熊にとっても不幸な出来事で、熊を過度に怖がる必要なく、正しい知識を持って山で行動することが自分の身を守るのに大切なことです。
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ヒグマとツキノワグマの生態は?
ヒグマは、雑食性ですがツキノワグマに比べると肉食の傾向が大きいです。
大小哺乳類や鮭などの魚類や果実などを主に食べます。
稀に人を食すこともあって、1度でも食べたことのあるヒグマは人間を襲う傾向がありとても危険です。
自分が捕獲した獲物に対して強い執着心あるため、ヒグマに奪われた物を取り返す行為は非常に危険とされています。
ツキノワグマは、雑食性で果実や芽や小型の脊椎や昆虫や無脊椎動物や動物の亡骸などを食べます。
イヌワシの雛やニホンカモシカの子供などを捕獲して食べたりすることから、環境により動物を捕獲して食料とする肉食の傾向もあります。
夜行性で昼間は樹洞や岩の割れ目や洞窟で休んでいます。
東京にも熊がいる?
奥多摩は毎年熊が目撃されていて、2017年も月に1度以上のペースで熊の目撃情報が確認されているそうです。
熊は冬眠する動物と言われていますが、全ての熊が必ずしも冬眠をするとは限らないそうです。
熊の出没が確認されている地域では、オールシーズン目撃されるケースが多いそうです。
まとめ
熊との遭遇によって事故に遭ってしまう確率を調べてみました。
他の事故と比べて値が低いとはいえ、実際に熊の事故はありますので登山者は準備周到で山にいくようにして下さい。